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【売約済】ショルティ/ムソルグスキー:展覧会の絵、ラヴェル:クープランの墓

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①ムソグルスキー「展覧会の絵」(ラヴェル編)
②ラヴェル「クープランの墓」

指揮:ゲオルグ・ショルティ
シカゴ交響楽団
録音:1980年

名曲、名演奏、名録音、三拍子揃った逸品です。ショルティ、シカゴ交響楽団、ともに全盛期の演奏を、デッカの名録音が引き立てています。「展覧会の絵」は一切の虚飾を排し、ひとつひとつの音を大切にしながら各曲の曲想を的確に表出し、特に「キエフの大門」の壮麗かつダイナミックな表現に圧倒されます。

ショルティ/シカゴ響のダイナミックさを見事に表現した一枚。デッカ・サウンドとはこれほどすごいものかと感心し、唸りいってしまう。カップリングの《クープランの墓》も実に見事。この新古典的風雅もショルティの手にかかるとショーピースの一曲ともなりそうなくらいに変身してしまう。この音、音楽に満足できない人はいないのではないか?

この展覧会の絵は「定盤」となっている。冒頭の有名なトランペットソロは、太い音でビブラートをたくさんかけるような感じ。このトランペットの終始思い切りのよい音は、聞いていて本当にスカッとする。ハガネのような音。これを吹いていたのが長年首席を務めていたハーセスという「名物じいさん」だということは、大学オケに入ってから金管トレーナーの先生から教えられた。トランペットだけでなく、トロンボーン・チューバも凄い。バーバーヤーガの途中のチューバがソロみたいな旋律があるところも、ものすごく重々しい独特の音がする。最後の方、キエフの大門などは、本当に寸分のブレもなく、パワー全開。まだクラシック聞き始めだったこともあり、初めて聞いた時、こんな音が出せるものなのかと、その衝撃に金縛り状態になった。管楽器だけでなく、弦もすごい。当時はまだオケの違いはあまり分からなかったが、今聞いても、アメリカオケの特徴にありがちな音の軽さみたいなものはあまり感じられず、重厚・流麗な感じの音である。これはシカゴの音なのか、ショルティの音なのか、両方の合わさったものであるとは思うのだが、何をやっても精力的なエネルギッシュな印象をもたらす。この人の力か。

輸入盤【西独盤】
盤面拭きムラのような痕がありますが再生問題無し

*まとめ買い値引き致します(要事前コメント)

商品の情報

カテゴリー:CD・DVD・ブルーレイ>>>CD>>>クラシック
商品の状態: 目立った傷や汚れなし
カラー: ホワイト系/グレイ系

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